CONCETTA NEGROTTI(コンチェッタ・ネグロッティ)

b.1980～

Concetta Negrottiはクレモナで生まれた才能豊かな弦楽器製作家である。

幼少期から芸術的才能を発揮し、８歳・10歳で絵画コンクールで優勝をする。この経験から、自己表現の楽しさを感じ芸術家としての道を志すようになる。

そして12歳の時、製作学校で学ぶ前に、「クラウディオ・モンテヴェルディ市立音楽学校」でバイオリンを学び始めた。

「この経験は後に弦楽器を製作するうえで、楽器の特性や使用法をより深く理解するための適切な選択だった」と語っている。

学生時代のNegrottiは真剣さと勤勉さを持って学び数々の奨学金を獲得し、クレモナの国際バイオリン製作学校を1998 年に卒業。巨匠 Marcello Villaの元でさらに研鑽を続け、現代の楽器と古楽器の研究・製作に励んでいく。

1998年にリュート製作の資格を取得し、翌年にはリュート製作の技術者ディプロマを取得。

彼女の作る楽器は、Guarneri、Amati、Stradivariといったクラシックモデルからインスピレーションを受けており、現代のオーケストラ楽器（バイオリン、ビオラ、チェロ）の製作と並んで、忘れられがちな珍しい楽器（ポシェットなど）の研究、設計、製作にも力を入れており、音楽家たちから高く評価されている。

製作証明書 付き/Guarneri モデル