GAETANO GADDA
- Mantova
- No.0597
GAETANO GADDA(ガエタノ・ガッダ)
b.1900~d.1956
Stefano Scarampellaの唯一の弟子で後継者であるGaetano Gaddaは、1919年にヴァイオリン製作の技術を学び始めた。GaddaはScarampellaの晩年には共に製作を行いScarampella楽器製作において重要な役割を果たした。
1925年Scarampellaが亡くなった後、GaddaはScarampellaのスタイルを模倣して楽器を作り続けていたが、徐々に新しい方向へと進んでいく。1940年代からはヴァイオリンにはGuarneriを思わせる型を、チェロにはTommaso Balestrieri の型を使用し、 Scarampellaの作品よりも精密さを示す独自のアプローチを確立した。
スクロールはマントヴァ派の特徴で黒い面取りがある。ニスは赤みがかった茶色またはオレンジがかった茶色。彼の楽器には「G.G.」のブランドが押されていることが多く、様々な場所にサインが入っている。
下倉バイオリン
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